日本中でデザインを行っている会社はいったい何社存在するでしょうか? 星の数ほどある会社にはそれぞれの特徴があり、クライアント側にもそれぞれの要望があります。 その中で、クライアント側が自分達の納得できる会社に出会うことはなかなか困難であると思います。 当サイトではそんなクライアントとデザイン会社のめぐり合いを円滑にお手伝いできればと運営しております。
ダイレクトメールは、2つの要素があります。 一つはデザイン(形式)。もう一つは配布方法です。 この二つの要素をしっかり抑えることが出来ればダイレクトメールの効果を発揮することができます。 まずデザイン(形式)についてですが、ダイレクトメールはチラシを封筒に入れて送るだけではありません。 ダイレクトメールにはダイレクトメールのノウハウがあります。 レスポンスの高いダイレクトメールを作るには、 緻密な計算と、経験に裏打ちされた法則、高いクオリティーのデザイン性が必要と言われております。 ハガキタイプにするのか 封書タイプにするのか 圧着ハガキタイプにするのかなど デザイン会社にダイレクトメールの依頼をする前に、 貴社の目的にあったダイレクトメールにもっとも相応しい形式を決める必要があります。 形式が決まればデザインですが、商品が良くてもデザインが悪ければ、商品の信用が失墜し、ダイレクトメールの効果は半減されるでしょう。 デザイン料金については、大手に任せれば間違いの無いものが出てきますが 実際に制作しているデザイナーはほぼ外注業者ですので ヤフーやグーグルなどの検索エンジンで『チラシ デザイン』と検索し、 個人でやっているデザイン事務所などに注文すると安くしあがるでしょう。 注文をする前にサンプルなどを見せてもらい、ある程度のデザイン力を把握することをオススメします。
ダイレクトメールの形式には様々なタイプがあります。 貴社の目的はどのような形のダイレクトメールが有効なのか検討してみてください。 ●封筒 ダイレクトメールでは主に紙封筒・ビニール封筒・窓開き封筒が使われます。 ●ハガキ 内容と宛名も同時に印刷出来ます。 バリアブルプリントを利用してくじ等も作ることが出来ますので、様々な企画にご利用いただけます。 ●レスポンスキット 返信ハガキ・返信FAX用紙・郵便振替用紙・銀行振込用紙など、ダイレクトメールの受取人が反応を返す為のツールです。 ●バックスリップ そのまま折らずに定型封筒に入るサイズの封入物の総称。日本では「チラシ」と言われることが多いです。 ●A3A4 2ツ折リーフレット リーフレットの内容の文章・写真をバリアブルプリントで作成し、宛名まで印字することでビニール封筒にそのまま入れて送ることが出来ます。 ●レター 挨拶状。米国では「DMの主役」と考えられており、全てのDMの封入物をまとめる重要なものと位置づけられています。 ●ブロシュア ダイレクトメールの封入物のメインとなるカラーのパンフレット。商品について写真などを使って詳しく説明したものです。 ●リフトレター 推薦状。その会社の上司・専門家・ユーザーによる推薦文、オファーに対する説明文などの様々なパターンがあります。
DMのチラシの役割とは? ここでいうチラシというのはDMの中に入れる商品パンフレットのことです。 サイズはふつうA4以上で、それより小型のものは「フライヤー」と呼んで区別しています。 チラシの役割はといえば、ズバリ、お客さまに買っていただきたい商品や サービスの内容をできるだけ具体的に、わかりやすく、しかも魅力的に伝えることです。 そのために、美しい写真やイラストをふんだんに使ったり、キャッチフレーズや文章(いわゆるコピー)で説明したり、 デザインやレイアウトに工夫を凝らしたりします。 要は、いかに商品やサービスを魅力的に見せるかということ。 そして、お客さまに「欲しい」という気を起こさせ、最終的には「注文」や「申し込み」というアクションにまでもっていくこと。 その意味では、目的は一般の広告チラシと何ら変わるところはありません。では、どこが違うのでしょうか。 チラシは「折り」から入れ 一般の広告チラシは小さく折る必要がないので、あまり「折り」のことは考えませんが、 DMでは定形サイズの封筒に納まる大きさまで折りたたむ必要があります。DMチラシにとってこの「折り」という要素が 最も重要なファクターであり、一般の広告チラシとまったく違うところなのですが、意外なことにこの事実はあまり知られていません。 現状はと言えば、この「折り」という要素をまったく無視して、ふつうのチラシを無造作に折りたたんで封筒にただ放り込んだだけ というDMのなんと多いことでしょうか。それは、単なる郵送物であり、決してDMとは言えません。 くり返しになりますが、チラシは「折り」から入るのが正しいのです。DMの制限重量や、 サイズなどを頭に入れながら、まず折り方をイメージするところから始めてください。 同時にストーリー展開を考える 折り方をイメージするといっても、どんな風にイメージしたらいいのでしょうか。効果的な折り方というものがあるのでしょうか。 その答えを一言でいうと「ストーリー展開を考えて折れ」ということ。言いかえれば、誰もが同じようにチラシを開いていき、 同じ順序で文章を読み進み、最後はその商品に対する理解がすっかり深まっている。そんなストーリー展開と折り方が望ましいのです。 あなたが今、定形サイズに小さく折りたたまれた一枚の商品チラシを手にとったところを想像してみてください。 まず、表紙のヘッドコピーと商品タイトルが目に飛び込んできます。 開くと最初のページは美しい写真とベネフィット・コピーです。興味を引かれてさらに折りを開いていくと、 そこには詳しい商品説明とベネフィットと申込方法が非常にわかりやすい形で載っていて、グイグイ訴えかけてきます。 チラシを開くにつれて、魅力的なドラマが立ち上がってくる…こんな展開が理想的ですね。 チラシ作りはドラマ作りだ いま、ドラマという言葉を使いましたが、DMチラシを作るという作業は、「折り」を考えたひとつの ドラマ作りであると言っても過言ではありません。これを専門用語でドラマタイゼーションと言っています。 「折り」という制約の中で、工夫を重ねながら立体的にストーリーを組み立てていく。そんなクリエイティブ・ワークこそ、 通常の平面広告とは一味ちがうDMならではの面白さであり、またDMの醍醐味でもありましょう。